登場時からの差異
前面貫通扉
前面貫通扉に取っ手がついているタイプとついていないタイプがあります。
現在、取っ手付きの扉が取り付けられている車両は1201,1501,1601,1502,1602,1603で、これら以外の車両は取っ手ナシです。
一次車と二次車の違い
※1201F,1501F,1502Fは一次車、1202F~1206F,1503F~1509Fは二次車、1207F~1213Fは三次車と呼ばれることがあります。
転落防止幌
一次車(1201F,1601F,1602F)にはヒンジなしのものが、それ以降はヒンジ付きのものが設置されています。高さは一緒。
側面表示灯
一次車のみ「:タイプ」、それ以降は戸閉灯が大型化された「iタイプ」です。
床下機器の泥除け板(2連)
車端部付近、台車と電灯接触器の間の泥除け板が二次車から設置されています。
二次車と三次車の違い
車内床模様
1207Fから暗色に変更されています。
後年改造による差異
クーラーキセ
1000系に搭載されるクーラーキセは、当初は一種類のみでしたが、2017年以降、5500系等と同じく二種類を混載しています。
前期型はCU-703、後期型はCU-703Aです。この記事では前者を前期型、後者を後期型として扱います。
クーラーキセは全般検査時に交換されています。
調査結果(2017年~)
※(括弧)内の数字は年月日を表します。括弧が付いていない場合は調査期間中に変更がなかったことを表します。
1201F~1212F:全車後期型
1213F(2018.1~):1313のみ前期型へ交換
1601F~1603F:全車後期型
1604F(2017.12~):1504のみ前期型へ交換
1605F~1609F:全車後期型
ギュッとステッカー貼り付け位置
1000系にも実はギュッとステッカーが変な位置に貼られていた編成がありました。
1213Fの1213,1263は貼り付け当初はワイパー下の位置でした。なかなかインパクトがありますね。
もちろん後に正しい位置に直されています。
前照灯交換
LED前照灯への交換時期の一覧です。*付きは検査によらない交換です。
上写真の一枚目が小糸製LED前照灯、二枚目が森尾製です。
1201F | 2016.3* | 1601F | 2017.3* |
1202F | 2016.3* | 1602F | 2017.8 |
1203F | 2018.7* | 1603F | 2018.12* |
1204F | 2019.1 | 1604F | 2017.12 |
1205F | 2018.12* | 1605F | 2017.11* |
1206F | 2019.1* | 1606F | 2018.8* |
1207F | 2017.1* | 1607F | 2018.8? |
1208F(小糸) | 2014.5* | 1608F | 2018.12 |
1208F(森尾) | 2016.5* | 1609F | 2018.11* |
1209F | 2017.12* | ||
1210F | 2015.9* | ||
1211F | 2016.6 | ||
1212F | 2017.4 | ||
1213F | 2018.1 |
ラッピング
2009年3月20日の阪神なんば線開業に際して、ごく短期間ですが、なんば線開通記念のステッカーが1203F,1205F,1206F,1210Fに掲出されました。また、1503Fと1504Fにも開業PRラッピングが施されていました。
2009年10月14日から2010年1月下旬に、阪神なんば線の受賞した日本鉄道賞ヘッドマークが1000系と9000系の前面に貼り付けられていました。
2016年以降相次いで1204F,1207F,1208F,1210Fにラッピングが施されています。
1204F 『夢を走らせよう!(キッザニア)』:2016年11月22日~2018年12月8日
1207F 『Go!Go!灘五郷』2017年10月1日(ヘッドマークは10月26日)~2019年11月14日
1208F 『THE WAY FORWARD!台湾』
2019年3月9日~2021年2月11日・2021年5月中旬(検査明け運用復帰)~
2020年2月7日装飾変更・2月7日~3月18日副標掲出
2021年7月7日~9月30日 一起加油副標とHMシールの掲出
1210F 『阪神なんば線10周年記念』2019年1月15日(2020年1月11日ヘッドマーク撤去)~2020年12月17日
一部デザインを変更して2021年2月検査通過
1204F『SDGsトレイン 未来のゆめ・まち号』2019年5月27日(2020年9月8日ヘッドマーク変更)~
2019年3月~2020年2月の台湾ラッピングでは床面や吊革にも装飾が施されていました。