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阪神5001, 5131, 5331形の形態差

By snowlavit

もくじ

晩年に見られた差異

床下機器

機器配置

5001形奇数車:5017

5001形の多くは初代5001・5101・5201形からの機器流用を行っていますが、5017はほぼ完全な新規製造であるために機器配置が異なります。

阪神5001, 5131, 5331形の形態差

山側機器は主に元空気ダメに違いがあり、5131・5331に近い形態です。

阪神5001, 5131, 5331形の形態差

浜側機器は配置順序が異なります。

5001形偶数車:5032

最終増備車である5032は5030までと機器配置が異なり、特に山側の床下配電盤が90度配置が異なることが目立ちます。

5131形:5135~5138

制御空気ダメと保安空気ダメなど、空気ダメの容量が異なります。

機器の違い

5001形偶数車:5024までと5026以降

5001~5024は小型のフタ、5025~5032はフタが大型のものになっています。ただし、2018年12月出場以降の5026で見られるように、故障や入場などで機器交換をした際に混載してしまったものもあります。

5131形奇数車:5141

5141の1基のみブレーキ抵抗器が巻線型ではなく板状(帯)抵抗器です。

台車

5016までと5017以降

5001~5016は、新製台車(FS391A)を履いています。(写真左)
5017~5032は、5201・5101形で使用していた台車(FS391)を履いています。(FS391A)(写真右)

新製台車(FS391A)と流用台車(FS391A)ではブレーキシリンダ側の側梁端部形状が異なります。

FS391Aはほぼ同時期に製造されたFS390・FS090(現在は8218,8219,8220にのみ装備)とも形状の似通った台車ですが、FS391Aが車輪径762mmであるのに対し、FS390・FS090は860mmであることに始まり、ボルスタアンカやブレーキシリンダ周辺など様々な部品の形状が異なっています。

車体の違い

行先方向板掛け

看板掛けは三種あります。
5001~5009が写真①、5012~5032(5024除く)が②を、5024が③を取り付けています。

妻窓

5001~5010の切妻の方の妻面のみ、左写真の片側が二段サッシのものです。二段サッシになっているのは妻面に向かって左側の窓。

妻面水切り

5005F, 5013F, 5017F, 5029F, 5131F, 5135F, 5139F, 5331F, 5335Fには妻面幌上部に水切りが残存しています。(5143-5144と5337-5338はおそらく残存?撤去時期は不明だが保全工事前は全車残存)

妻引戸の窓

妻窓の違いではなく、妻引戸の窓についてです。5001形の妻引戸は大窓タイプ、小窓タイプの二種類があります。

左写真が小窓タイプ、右写真が大窓タイプです。

5001形は元々2両編成で登場していますが、4両固定化によって運転台が撤去された部分で扉の差異が生じています。(5331形では5334が大窓だったりするので経緯はよくわからないですが…)

2015~2017年末時点での調査結果

全車小窓の編成:5001F,5009F
運転台撤去部分のみ大窓の編成:5005F,5017F,5021F,5025F,5029F
一両の運転台撤去部分のみ大窓の編成:5013F(5015大阪側のみ大窓)

車内の違い

5001・5002号の車内アクリル板

「禁煙」「乗務員室立入禁止」などのアクリル板のフォントと色が違いますね。
5001号内車両両端二箇所と、5002号の大阪側のみ、茶色い字のタイプです。

乗務員室仕切り扉の二本の横方向の手すり

5001だけ低い。

側引戸横手すり

5001~5004のみ8000系タイプⅠに類似した、上下各4点の8点止めの角ばった形状の手すりです。他の車両は上下各2点の4点止めで丸みを帯びた形状です。5001~5004はおそらく新規生産された手すりで、5201形や5231形など廃車発生品からの流用と思われます。
妻引戸横の手すりはいずれも角ばった形状の8点止めのものとなっています。

蛍光灯カバー

5001~5004のみピンロックが露出しているタイプで、5005~は断面が逆さ富士のタイプでした。登場時はいずれもピンが露出しているタイプで、後年改造(保全工事?)により逆さ富士型のものになったと思われます。

側引戸付近滑り止め

5005~5008,5017~5020,5131~5144,5331~5340(但し5337,5338は未詳)は側引戸付近の床材が滑り止め加工されています。登場時は滑り止めはなかった模様。

非常ドアコック

5001~5010は左取手、5011~5032と5131,5331形は右取手

車内スピーカ

5001形には車内スピーカが妻部貫通引戸上、方向幕設置部の対称面に合計四ヶ所設置されています。設置されているスピーカの形状は同一ですが、どうやらビス止めの本数が違うようです。そのうち、妻部貫通引戸上のもののみ全車両のビス止め本数を調査しました。

4本止め:5001~5020
6本止め:5021(大阪側),5024~5027,5031~5032
12本止め:5021(神戸側),5022,5023,5028~5030

5131, 5331形

5131形は5131, 5132のみ車内スピーカの形状が異なるものでした。
4本止め:5133
6本止め:5131, 5132, 5134~5142, 5331~5334, 5340
上記に記載のない5131, 5331形については6本止めの可能性が高いです。



snowlavit

生まれた時から阪神電車がそばにいた阪神電車オタク。 時が経つにつれてちょっとずつ変わっていくものが好き。 設備、車両、模型と手を四方八方に出しっぱなしで収拾がつかない。


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