(編集メモ)
9203F チンアナゴ ヨーダンパ(9203) 転落防止幌(9203-9003) 防犯カメラ 優先座席
後年改造
連結器換装・転落防止幌設置(2006.9~2008)
なんば線開業前の原色時代の検査時に、バンドン連結器から廻り子式連結器へと換装されました。これと同時に転落防止幌も設置されました。9207F, 9209Fの一部ではヒンジ付きの転落防止幌が用いられています。


▲左:転落防止幌設置前/右:ヒンジ付き転落防止幌設置部分(9107-9108)
設置・換装時期
9201F:2006.9 9203F:2006.11 9205F:2007.3 9207F:2007.10? 9209F:2008.2?
ヒンジ付き転落防止幌設置部分
山側:9107-9108, 9108-9008, 9109-9110, 9110-9010
浜側:9007-9107, 9107-9108, 9009-9109, 9109-9110

▲連結器換装後の旧塗装
近鉄相直対応改造(2008.5~2009.3)
阪神なんば線開業、近鉄奈良線直通を2009年3月20日に控え、2008年度に近鉄相直対応改造工事が施工されました。大阪方先頭車の前面扉改造と塗色変更など外観の変化が目立ちますが、先頭車の運転台や近鉄ATS搭載など機器の変更・新規搭載を中心に、多くの改造が加えられています。
・主な改造内容
大阪方先頭車の貫通化・1000系との連結対応
近鉄保安機器の搭載・先頭車乗務員室直後の座席変更(3人掛け→2人掛け)
デッドマン設置
1000系との設備の共通化(種別行先表示器のLED化など)
側引戸鴨居部の車内案内表示器路線図マップの隠蔽
帯色・前面塗装変更
両先頭車の前面窓ガラス(左右2枚)の狭巾化
など
施工時期
9201F:2008.5 9203F:2008.7 9205F:2008.11(※改造後に電連なし) 9207F:2009.1 9209F:2009.3
先頭車前面の改造


前面塗色は1000系と共通化され、1000系に準じた塗装パターンへと変更されました。
大阪方先頭車は1000系との連結のため、前面非常扉からより幅の広い貫通扉へと変更され、さらに渡り板と貫通幌取付のための幌座が新設されています。これに伴い運転台と車掌台の窓が狭巾化されていますが、この前面窓狭巾化改造は大阪方・神戸方ともに施工されています。
前面種別行先表示器も1000系と共通化されたため、幕式表示器からLED式へと変更されています。
9205を除く4編成の大阪方先頭車には電気連結器の取付が同時に施工され、スカート中央部が切り欠かれた形となっています。(9205はなんば線開業前に再改造)




▲直通対応改造後、電連なしのまま運用につく9205F(2008.11)
車内改造
乗務員室直後の座席は、従来は5500系や9300系同様の3人掛け座席でしたが、近鉄機器搭載により新たに機器箱が客室側にも設置されたため、2人掛けへと変更されています。


車内案内表示器はLED式の路線図マップ部分を隠蔽、LEDマトリクスの案内表示部のみ露出するように化粧板で覆われた形となりました。案内表示部の上部には新たに路線図掲出用の枠が設置されています。



▲左二枚は9000系と類似の9300系のもの(2013年撮影・9000系には西宮東口の枠があった)、右は隠蔽後の9000系の案内表示器(2008年5月)
モケット更新(2009~2010)
モケットの更新は近鉄直通対応改造後に施工されたため、旧モケットかつ近鉄直通対応の期間が僅かながら存在しました。旧モケットは8000系タイプⅣと同等品でしたが、新モケットは9300系および8000系リニューアル車と同じ柄となっています。


▲旧モケット 左は8000系タイプⅣ、右は9000系(近鉄直通対応改造後)


▲新モケットの柄
恐らく検査時に更新
9201F:2010.5? 9203F:2009.3? 9205F:2010.4? 9207F:2010.12 9209F:2010.10?
車側灯更新(2010.12~2016.11)


2010年12月の9207F検査以降、検査時に車側灯が赤レンズのものから透明レンズのものへと更新されました。
9207F:2010.12 9203F:2016.2 9205F:2016.5 9201F:2016.8 9209F:2016.11
LED行先表示器が「神戸三宮」表示に対応(2014.3)
2014年4月1日に三宮駅から神戸三宮駅に駅名を改称するのに合わせ、1000系・9000系の車外のLED行先表示器も「神戸三宮」へと変更されました。




パンタグラフ換装・神戸方先頭車運転台仕切り窓形状変更・一部クーラーキセ混載(2016.2~2017.3)
2016年~2017年にかけての検査で、パンタグラフが下枠交差型からシングルアーム型へと換装されました。シングルアームパンタグラフは取付台座のピッチが異なるため、既存のパンタ台の上にアダプタを介して設置されています。
また、この検査では神戸方先頭車の運転台仕切り窓上部が開いたものから、完全に窓ガラスで閉じたものへと変更されたほか、一部車両のクーラーキセが他形式のCU703Aに装備されていた後期型のものへと換装されています(9000系は本来前期型のみ装備)。
後期型クーラーキセ搭載車
大阪方のみ換装:9005, 9006
大阪方・神戸方ともに換装:9105, 9010, 9210
検査年月
9203F:2016.2 9205F:2016.5 9201F:2016.8 9209F:2016.11 9207F:2017.3


▲換装1本目となった9203Fの神戸方ユニットの試運転では9205F大阪方との組成であったため、パンタグラフと車側灯が違う組み合わせに(2016.2)
前照灯LED化(2016.3~2017.3)
9203Fを除き、2016年度の検査時に前照灯がLED化されました。9203Fは検査明け営業復帰数週後に前照灯が交換されました。9201F神戸方ユニット試運転の際には9207F大阪方ユニットが伴車であったため、前後でパンタグラフと前照灯が異なる組成でした。
9203F:2016.3(営業復帰後) 9205F:2016.5 9201F:2016.8 9209F:2016.11 9207F:2017.3


▲前照灯がシールドビームのまま検査明け試運転を行う9203F(2016.2)


▲他の編成は試運転時には既にLED化されていた。2016年度検査では9207Fのみ台車外梁の再塗装がされていない。(2017.3)
近鉄線内試運転(2019.10.2)
LED行先表示器が「大阪梅田」表示に対応(2020.2~3)
2019年10月1日に、鳴尾・武庫川女子大前駅と共に、大阪梅田駅も梅田駅から駅名を改称しましたが、鉄道車両の車外のLED行先表示器は2020年2月~3月に「大阪梅田」「阪神大阪梅田」へと変更されました。



HANKYU HANSHIN WELCOME Wi-Fi設置(2020~2021)
車内サービス充実の一環として、訪日外国人向け車内無料Wi-Fiサービス「HANKYU HANSHIN WELCOME Wi-Fi」が車内にも導入されました。このWi-Fiサービスは2013年12月21日から阪急阪神ホールディングスグループの駅や商業施設で供用されていましたが、9000系と1000系全車にもWi-Fi 機器を新たに設置し、車内でも利用可能になりました。
9000系では、先頭車は運転台直後に機器箱が設置され、中間車は編成中央側の妻引戸鴨居部に、中間車については旗差しの撤去も併せて施工されました。また、Wi-Fi搭載車には機器箱のある側の車番付近にのみHANKYU HANSHIN WELCOME Wi-Fiステッカーが貼付されています。
1000系ではWi-Fi機器は天井中央列に格納され、ステッカー貼付位置は先頭車は運転台後部、中間車は大阪方妻面でした。





リニューアル工事(2023)




改造の主な内容:行先表示器の換装、沓摺への警戒帯の貼付、ピクトグラム更新
9203F:2023.3 9205F:2023.7 9201F:2023.12 9207F:2024.9 9209F:2024.12



▲2023年3月22日のリニューアル1本目(9203F)の神戸方ユニット試運転の様子。伴車は9209F大阪方
9203Fでのみリニューアル後も換気ステッカーありという形態が存在しました。
HANKYU HANSHIN WELCOME Wi-Fiサービス終了(2025年度)
HANKYU HANSHIN WELCOME Wi-Fiサービス終了に伴い、2025年度に順次車内のステッカーが撤去されました。9207Fが最後まで残存していた編成でした。
ステッカー類
区間特急に女性専用車導入(2003.3.24~)
女性専用車両は区間特急で2003年3月24日より試験導入され、同年9月1日から正式導入されました。 女性専用車設定時は「区間特急のとき 女性専用車両 WOMEN ONLY」 の表示板が掲出されるようになりました。
優先座席ステッカーデザイン変更(2004.2)
優先座席ステッカーのデザインが楕円から長方形の緑基調のものへと変更されました。


マタニティーマーク追加(2013.3)


優先座席ステッカーの下にもう一枚白っぽいステッカーが追加されました。左写真は奥の8000系にはついていて、手前の8000系にはついていない過渡期。(2013.03.07撮影)
ドアステッカー更新(2013.7)


2013年7~8月で更新されました。写真の5500系は新ドアステッカー、8000系は旧ドアステッカーの貼り替え過渡期(写真左・2013.08.03撮影)
この時に、「上り大塩ドアカット」のステッカーが8523Fを含む6両編成全ての神戸方先頭車山側ドアに貼り付けられました。(写真右・2013.09.03撮影)
車いすスペースにベビーカーピクトグラム追加(2014年度)
優先座席ステッカーの変更(2014.7~)
2004年2月に旧来の楕円形のものから変更されて以来、緑色の優先座席ステッカーには大きく変化がありませんでしたが、2014年7月に優先座席の5つのピクトグラムが左向きから右向きになると共に小変更され、携帯電話のイラストもスマートフォンに、そして「優先座席付近では携帯電話の電源をお切りください」から「優先座席付近では、混雑時には携帯電話の電源をお切りください」へと変更されています。また、5つのピクトグラム下の日本語表記の下に英語表記が追加されています。


これは2012年7月に2G携帯電話のサービス提供が終了し、2013年1月に「各種電波利用機器の電波が植込み型医療機器へ及ぼす影響を防止するための指針」を総務省が改定されたことを受けて、2014年7月より関西鉄道協会がルールを改めたことによります。
ギュッとステッカーの貼付(2015.02.26~)
2015年2月26日より突如として前面に貼り付けられ始めたギュッとステッカーですが、9000系は当時9201Fがギュッとラッピングだったこともあり、9201Fのみラッピングと同時の2014年3月から貼付されています。9201Fは当初車番下でしたが、2015年5月23日に他の編成と同じワイパー横に貼りかえられています。9207Fは当初貼り付けられていませんでしたが、2015年5月24日には貼付が確認されています。9209Fはワイパー下でしたが、7月まで(5月末?)に9209のみワイパー横に変更され、9210の方も2015年10月の入場で消滅、出場後は通常のワイパー横に貼り付けられています。




車内SOS表記拡大・戸袋への吸い込み防止ステッカー貼付(2015.8)
車内SOS表記拡大と戸袋への吸い込み防止ステッカー貼付が全車両に行われています。


戸袋への吸い込み防止ステッカーのない状態(左:2013)ステッカーあり(右:2020)
女性専用車表示変更(2016.7.1)


2003年3月24日より試験導入され、同年9月1日から正式導入された区間特急での女性専用車両ですが、女性専用車両であることを示す表示板が2016年7月1日に更新されました。
導入以来「区間特急のとき 女性専用車両 WOMEN ONLY」のみであったものに、「・ お身体の不自由なお客さま(介護者を含む) ・ 小学生以下のお子さま」が下部に追記されています。
妻窓広告ステッカー貼付(2017)
2017年初頭より、妻窓の半分ほどを占める大型の広告ステッカーが貼り付けられています。タイミングや位置次第で広告がないものや、妻窓左右一枚ずつの計2枚貼られているものもあります。


マタニティーマーク・優先座席ステッカー統合(2019.1)


見えづらいですが、右写真の左側の車両(8117)の優先座席ステッカー下部には白いもう一枚のステッカーが見えるのに対し、右の車両(8013)の窓にはありません。8213Fの検査出場試運転(2019.01.21撮影)では混合していました。この冬にほとんど統合されています。
換気ステッカー貼付(2020.12・2021.4)・撤去(2023.5)
貼付位置は2020年12月分は1両あたり側面2か所(片面で1か所)のみ、2021年4月にさらに追加され側面4か所(片面2か所)に倍増しました。貼付対象窓に優先座席ステッカーや、弱冷車ステッカーがある場合は、その上方に貼り付けられ、女性専用車となりうる(梅田から数えて)4号車山側は、女性専用車の掲示をする都合上、縦型のものが貼り付けられていました。2023年5月8日に新型コロナウイルス感染症が2類から5類へと変更されたのに伴い、5月10日より順次撤去されました。
詳細は下記リンクの記事を参照してください。
啓発ステッカー(黄色)貼付(2021.10)


2021年10月中旬頃に、黄色のステッカーが車内妻引戸両脇に一挙に貼り付けられました。
側面窓上車番ステッカー貼付開始(2022.1)
2022年1月に検査を明けた8215Fから、社紋付近の側面窓上部に車番ステッカーが貼り付けられています。


「確認」日
9207F:1/25 9203F:2/12 9205F:3/1 9209F:3/6 9201F:3/12
大塩ドアカットステッカー撤去(2022.02.14~)
大塩駅のドアカット扱いが終了するのに先立ち、神戸方先頭車山側に貼り付けられていたステッカーが2/14から数日内に全て剥がされました。このステッカーは先述の通りドアステッカー変更と同時に2013年7月から貼り付けられていたものです。
優先座席ステッカー・女性専用車表示変更(2026.1.15~)
優先座席ステッカーが従来デザインと比べて大型となり、女性専用車表示は従来の女性専用車設定時のみ装着の看板方式から常時掲出のステッカー型に変更されました。
施工推定日
9201F:1/18
9203F:1/31
9205F:1/17
9207F:1/31
9209F:1/31
優先座席フロアシート貼付(2026.2~)
2026年2月13日から優先座席付近の床面への「優先座席 Priority Seat」表記のフロアシートの貼付が行われています。


施工推定日
9201F:2/13~17
9203F:2/13~16
9205F:2/13
9207F:2/19
9209F:2/20
装飾列車・副標等
阪神タイガース優勝記念副標(2003)


阪神電気鉄道開業100周年記念副標(2005)




阪神タイガース優勝記念副標(2005)

阪急阪神ホールディングス誕生記念副標(2006.10)



9205F わくわくトレインⅡ(2007.3.4)
検査出場直後の9205Fを用いた臨時列車「わくわくトレインⅡ」が梅田→石屋川車庫→須磨浦公園で運行されました。


日本鉄道賞ステッカー(2009.10.14~2010.1)
2009年10月14日から2010年1月下旬に、阪神なんば線の受賞した日本鉄道賞ヘッドマークが1000系と9000系の前面に貼り付けられていました。


9207F 神戸PRトレインラッピング(2009.7.14~2010)
9207F






9203F 平清盛ラッピング(2012.1.21~)
9203F







9201F たいせつがギュッとラッピング(2014.3.17~2016.7.5)
9201F
2015年2月3日に一部デザインが変更されました。編成の片面4か所に大きな♡があしらわれ、窓ガラスには沿線風景をシルエットにしたステッカーが貼られました。前面の♡はデザイン変更時はそのままでしたが、2015年5月23日に他の編成と同じワイパー横に貼りかえられています。






♡大型化後






前面♡移設後







ルミナリエ期間中も本線運用が多くみられた


9203F Yellow Magic Train(2015.3.16~2015.12)
9203F






9201F,9209F 万博誘致ステッカー貼付(2018.3~2018.11)



2018年3月7日から11月23日頃まで、8229F・8247F・9201F・9209F・9503Fに万博誘致ステッカーが貼り付けられていました。9月20日前後にステッカーの褪色の為に新しいものに交換されましたが、その際に隅の面取りが大きなものに変更されています(写真三枚目が交換後)。
貼付位置は各車中央扉左手の戸袋部分でした。
高校野球副標デザイン変更(2018.8)
夏の高校野球が100回の節目を迎えたのに合わせ、2018年から副標のデザインが新しいものに変更されました。


9203F,9207F Welcome KANSAI,Japanステッカー貼付(2018.10~2019.4)
2018年10月13日から19年4月初頭の間、8215F・8221F・8523F・9203F・9207FにWelcome KANSAI,Japanステッカーが貼り付けられていました。
貼付位置は各車中央扉左手の戸袋部分でした。


阪神タイガース優勝副標(2023.9~2024.1)
セリーグ優勝(2023.9.15~2023.10.17)




なんば線シリーズ(2023.10.22~2023.11.5)

日本一(2023.11.06〜2024.1.31)


阪神なんば線15周年記念副標(2024.4.1〜2025.3.14)









センバツ100回記念副標(2024.3)




阪神タイガース90周年記念副標(2025)
阪神タイガースリーグ優勝決定までの期間、甲子園球場での阪神タイガース試合開催時に運転された臨時特急には、阪神タイガース90周年副標が掲出されていました。


9205F たいせつがギュッとラッピング(2025.3.25~)
9205F




阪神タイガース優勝副標(2025)





9209F カーボンニュートラルラッピング(2025.4.1~)
9209F




