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阪神5700系全編成側面写真資料集」 を更新しました。

車内換気ステッカー貼付

ニュース By snowlavit

新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからないここ数週間ですが、阪神電車では春から行われている車内換気を寒中問わず継続しています。

統一感もなく、日々バラバラにあけられていた窓ですが、主として12/16~12/20に貼り付けられた「換気中であることを示すステッカー(以下換気ステッカー)」により、一定の秩序が現れ始めたように思います。

さてこの換気ステッカーですが、貼り付け位置には法則があります。

貼付位置は1両あたり側面2か所(片面で1か所)のみ、貼付対象窓に優先座席ステッカーや、弱冷車ステッカーがある場合は、その上方に貼付

というのが基本ルールのようです。ただし、女性専用車となりうる(梅田から数えて)4号車山側は、女性専用車の掲示をする都合上、縦型のものが貼り付けられています。

【※注1】12/17に運用を離脱した1210F(なんば線10thラッピング)ですが、17日の入換の際にはステッカーの貼付を確認しています。入庫後に貼り付けられた可能性があります。

【※注2】運用中の編成をざっくり見たところ、12/16に複数の編成で貼り付けを確認、以降日々次第に増加し、12/20に貼り付けられていない編成は8229Fのみ確認することができ、同編成は12/21には貼り付けられていることを確認しました。

車内換気ステッカー貼付
車外スピーカ直下の窓に換気ステッカーが見える

5001形の上段窓はフリーストップではないため開口幅が調整できません。しかし、真冬に大きく窓が開くと些か困るためか、換気用開口窓に設定された(要はステッカーを貼った場所)窓の上段が「若干だけ」開くように、一部編成では詰め物がされています。2020年末時点で5013F・5017F・5029Fで確認、1月中旬から下旬にかけて8502ユニットと5001F,5005F,5021F,5025Fでも改造がなされました。2月上旬(10日頃)には5009Fも改造され、対象となる編成全てで施工が完了しました。

車内換気ステッカー貼付

▼貼付位置を簡単にまとめておきました。

車内換気ステッカー貼付

【追記】

4/24頃から順次ステッカーが倍に増えています。時期からして緊急事態宣言の発出が決定したことを受けての措置でしょうか。2020年末にステッカーが貼付されたユニットサッシ窓の全て開口幅狭小化工事は2月までに行われていますが、今回貼付された部分については現段階ではそうした変化は見られません。

また、5009Fは(おそらく)4/24に運用を離脱しましたが、24日時点では追加貼付はされておらず、後日追加貼付されていることは確認しています。つまり、追加貼付された状態での営業運転は無かったものと思われます。

【追記2】

2023年5月8日に新型コロナウイルス感染症が5類に変更されたことで、換気ステッカーは撤去され、5月9日に窓開放は終了、10日より通常通りへと変更されました。


カテゴリー:ニュース,模型,車両

snowlavit

生まれた時から阪神電車がそばにいた阪神電車オタク。 時が経つにつれてちょっとずつ変わっていくものが好き。 設備、車両、模型と手を四方八方に出しっぱなしで収拾がつかない。


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