概要
5700系は2015年に4両編成の普通用車両として登場した。本形式は普通用車両としては1959年登場の5201形5201,5202号車以来のステンレス製車両であり、同車より「ジェットシルバー」の愛称を引き継いでいる。
登場時からの差異
本形式は14編成が2015年から10年という長期間にわたり製造されており、その過程でさまざまな変更が加えられている。本項では製造時点で変更された点について記す。
5701-5702(2015.7)
前照灯がコイト電工製であるほか、ヒューズボックスが1000系などと同様のパッキン部が張り出した形状であるのが特徴。ちょい乗りシートは5701にのみ設置されている。
5703-5704
前照灯が森尾製へと変更され、ヒューズボックスのパッキン部張り出しが消え、スマートな外見となった。また、ちょい乗りシートが全車に設置された。
5705-5706
5707-5708
5709-5710(2019.3)
サンバイザーの支持枠が黒色に変更され、新製時より優先座席ステッカーがマタニティマーク一体式のものとなった。
5711-5712(2019.12)
車外銘板が西暦表記となった。
5713-5714(2020.2)
最後の梅田表示の編成
5715-5716(2021.4)
この編成のみ車内灯が暖色のLEDである。新製時より大阪梅田表示である。
5717-5718(2021.6)
弱冷車ステッカーに英語表記が追加された。
5719-5720
この編成以降、営業開始時よりギュッとステッカーがワイパーの右位置である。軸受センサのビスが黒色
5721-5722
5723-5724
新製時より防犯カメラを設置
5725-5726
新製時より防犯カメラを設置
5727-5728
新製時より貫通扉ワイパーなし、防犯カメラ設置なし