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各種形態差、各種サイドビューを更新しました

阪神5001, 5131, 5331形の形態差

By snowlavit

もくじ

後年の変化

車体外観の変化

1990年代までの変化

4両固定化・運転台撤去改造(1988.8~1991.2)

英字つき幕導入(1989~1995?)

1989年から英字幕が導入され、1995年には全編成が英字幕となったと思われます。
写真などからの類推による英字幕装備時期(誤差範囲は半年程度の甘い推測です)括弧書きも推測です
5001F:1992年夏、5005F:1991年2月(固定化時?)、5009F:1989年11月(固定化時)、5013F:1995年初頭?(保全工事と同時?)、5017F:1992年末、5021F:1991年秋、5025F:1992年初頭、5029F:1993年春、5131F:1993年夏、5135F:1991年春?、5139F:1994年春(母線撤去と同時?)、5143-5340:1993年秋(母線撤去と同時?)、5331F:1990年12月(固定化時?)、5335-5338:1990年4月(固定化時)

母線関連改造(1993〜1995)

1993年から95年にかけて、先頭車の母線ジャンパおよび母線繋ぎ箱が撤去され、ユニット内の連結面の母線繋ぎ箱が小型化されました。運転台撤去部の母線繋ぎ箱は小型化されず、晩年まで原型でした。

おおよその時期の推測ですが、1993年から1994年にかけて5135,5138,5139,5142,5143,5340、1994年は5005,5008,5021,5024,5025,5026に施工、残る5001,5004,5009,5012,5013,5016,5017,5020,5029,5032,5131,5134,5331,5334,5335は1995年に施工されたと思われます。なお、5001形は保全工事と同時の施工であった可能性が高いです。5338は母線ジャンパ・繋ぎ箱が撤去されることなく被災廃車となったと思われます。

保全工事・車いすスペース設置(1994~1997)

1994年から95年にかけて5001形の、95年から97年にかけては5131,5331形の保全工事が行われ、同時に車いすスペースの設置が施工されました。保全工事の際に運転台撤去部の幌・幌枠が先頭車用のものから中間車用のものに交換されました。4連固定化直後の先頭車用の幌取り付け時は、格納時に車体と面一になるよう車体側の幌・幌枠部分が一段凹んでいましたが、保全工事を経て幌枠が車体と面一になり、幌が格納されない形態となりました。他にも、ドアエンジン・シリンダーの改造を行ったことにより、戸当たりゴムの色がグレーから黒に変更されたことが外見的な変化です。避雷器の更新もこの時期に施工されています。

車いすスペース設置部分の側窓は開けられないように固定されています。

[参考]左写真の先頭車用の幌は車体前面と面一になるよう、幌枠自体が一段凹んだ部分に設置されている。一方、右写真の中間車用の幌枠に改造された運転台撤去部の幌枠は車体前面に直接取り付けられている。

CU10H設置(1994〜1999)

阪神5001, 5131, 5331形の形態差

1994年から99年にかけて、4連固定化時にCU10Hが設置されなかった先頭車にCU10Hが設置されました。対象は5021, 5024, 5025, 5028, 5135, 5138, 5143, 5340の4両で、5021, 5024, 5025, 5028は1994年に、5135, 5138は1996年夏ごろ(推測)、5340は1998年初頭(推測)、5143は1999年初頭(推測)に施工されたと思われます。

上写真の3,4枚目は運転台撤去部分ですが、元々乗務員室であった部分はラインデリアのみで、MAU13冷房装置の吹き出し口は改造前客室側であった部分に位置します。つまり、実質的に乗務員室は冷房化されておらず、乗務員室側に冷風を送り込めるCU10Hを搭載することで、乗務員室の冷房化が実現したことになります。

コンプレッサ換装(1995〜1999)

4連固定化後もC-2000Mで残っていた5017と5131,5331形は、1995年から99年にかけてC-2000L(LA)へと換装されました。
写真などからの類推による換装時期(誤差範囲は半年程度の甘い推測です)括弧書きも推測です
5017F:1995年末、5131F:1995年8月、5135F:1996年夏(CU10H搭載ヒューズ更新ワイパー設置と同時)、5139F:1997年1月(CU10H搭載ヒューズ更新ワイパー設置と同時)、5143:1999年1月(CU10H搭載ヒューズ更新ワイパー設置と同時)、5331F:1995年秋(母線撤去と同時?)、5335:1995年7月(5340の運転台ワイパー換装、避雷器更新と同時)、5339:1998年2月(5340のCU10H設置、ヒューズ更新貫通扉ワイパー設置と同時)

ヒューズ箱更新・貫通扉ワイパー設置(1995〜1999)

1995年から99年にかけて、ヒューズ箱の更新と貫通扉ワイパーの増設が行われました。
運転台側ワイパーが黒色であった5335,5338,5340のうち、5335は震災復旧に際して銀色のものに変更され、5338は廃車となりました。5340は全線復旧時(6月26日)には黒色ワイパーでしたが、編成組み換えを経て銀色ワイパーに換装されています。また、5335は運転台ワイパー変更から3年経ってから貫通扉ワイパーが設置されています。

写真などからの類推によるヒューズ箱更新・貫通扉ワイパー設置時期(誤差範囲は半年程度の甘い推測です)括弧書きも推測です
5001F:1995年秋(母線撤去、保全工事と同時)、5005F:1998年秋(保全工事と同時)、5009F:1997年夏、5013F:1997年秋、5017F:1995年12月(母線撤去、CP換装、保全工事と同時)、5021F:1996年夏、5025F:1994年夏(CU10H搭載、母線撤去、保全工事と同時)、5029F:1995年秋(母線撤去、保全工事と同時)、5131F:1997年夏、5135F:1996年夏(CU10H搭載、CP換装と同時)、5139F:1997年1月(CP換装と同時)、5143:1999年初頭(CU10H搭載、CP換装と同時)、5331F:1998年春、5335F:1998年2月(5340のCU10H設置、5339のCP換装と同時)

2000年以降の変化

ヒータ接触器箱撤去、受給電接触器箱・負荷接触器箱設置(2004〜2005?)

2004〜2005年頃の検査入場の際に、ヒータ接触器箱が撤去され、東芝の受給電接触器箱と負荷接触器箱が新たに設置されました。

転落防止幌設置(2004~2007)

転落防止幌は2004年6月の5335-5340を皮切りに、2007年にかけて5001形32両全車・5131形12両(5131~5142)・5331形8両(5331~5336,5339,5340)の13編成52両に取り付けられました。5143, 5144, 5337, 5338は転落防止幌を取り付けられることなく廃車となりました。

ヒンジ付きの転落防止幌が装備されていたのは以下の箇所です。
5009F(山・神戸側):5010,5011
5009F(浜・大阪側):5010,5012
5131F(山・神戸側):5132,5133
5131F(浜・大阪側):5132,5134

施工時期
5001F:2005.11 5005F:2005.8 5009F:2007.6 5013F:2006.6 5017F:2005.2 5021F:2007.2 5025F:2006.9 5029F:2008.3? 5131F:2007.8 5135F:2006.2 5139F:2007.3 5331F:2005.1 5335F:2004.6

連結器換装(2006~2008)

5143を除く先頭車の連結器がバンドン連結器から密着連結器に換装されました。

換装時期

5001F:2008年? 5005F:2008年? 5009F:2007.6 5013F:2006.6 5017F:2007.6 5021F:2007.2 5025F:2006.9 5029F:2008.3? 5131F:2007.8 5135F:2008.1 5139F:2006.12 5331F:2007年末? 5335F:2008.1

5001形座席・モケット更新(2009年頃〜)

2009年頃から短期間のうちに座席およびモケットの更新が行われました。座席が硬質のものとなり、モケットはエンジ色から黄緑色のものに変更されました。

車側灯更新(2010~2013)

車側灯がLED化され、下側のレンズが透明となりました。

施工時期
5001F:2013.4 5005F:2012.8 5009F:2010.10? 5013F:2013.10? 5017F:2013.6 5021F:2012.6? 5025F:2012.3? 5029F:2011? 5131F:2010.10 5135F:2013.6? 5139F:2013.8 5331F:2011.1 5335F:2010.8?

ワイパー更新(2010~2015)

運転台ワイパーが外定位のものから内定位のものへと更新されました。基本的には車側灯の更新と同時ですが、5025Fのみワイパー更新が検査一回分後ろにずれています。

施工時期
5001F:2013.4 5005F:2012.8 5009F:2010.10? 5013F:2013.10? 5017F:2013.6 5021F:2012.6? 5025F:2015.3 5029F:2011? 5131F:2010.10 5135F:2013.6? 5139F:2013.8 5331F:2011.1 5335F:2010.8?

5131・5331形モケット更新(2013年頃〜)

5131・5331形は、2013年から検査の際にモケットの更新が行われました。モケットはエンジ色からオリーブ色のものに変更されましたが、座面は柔らかい材質のままでした。

施工時期
5131F:2013.12 5135F:2013.6? 5139F:2015.8 5331F:2014.10 5335F:2013.12

前照灯LED化(2014.5~2020.7)

5001F:2020.5 5005F:2019.7 5009F:2017.6 5013F:2014.5* 5017F:2020.7 5021F:2019.3 5025F:2018.12 5131F:2017.1

*5013Fのみ基部白色

車いすスペースにベビーカーピクトグラム追加(2014年度)

乗務員室扉下部手掛け設置(2015?~)

2015年?以降、乗務員室扉下部に手掛けが追設されました。
5008はこれ以前(2003年より前)から異なるタイプの手掛けが設置されていたため、追設の対象外でした。
5001F:2016.6 5005:2015.5より前 5009F:2017.6 5013F:2016.3 5017F:2016.9 5021F:2019.3 5025F:2018.12 5029F:2018.4 5131F:2017.1

側窓下段固定(2018.3~2020.7)

2018年3月の5029F検査より側窓の下段が固定され、検査の際に5001形全編成に施工されました。5131, 5331形は施工されることなく全廃となりました。

1994年から始まった車いすスペース設置による一部側窓下段固定と異なり、2018年からの改造ではツマミの撤去と留め具の移設のみという簡易的な改造でした。

施工時期
5001F:2020.5 5005F:2019.7 5013F:2019.9 5017F:2020.7 5021F:2019.2 5025F:2018.12 5029F:2018.3

側窓上段開口幅縮小(2020.12~2021.2)

新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、換気ステッカー貼付と換気のための側窓を開放する措置が取られましたが、5001形の上段窓はフリーストップではないため開口幅が調整できません。しかし、真冬に大きく窓が開くと些か困るためか、換気用開口窓に設定された(要はステッカーを貼った場所)窓の上段が「若干だけ」開くように、一部編成では詰め物がされています。2020年末時点で5013F・5017F・5029Fで確認、1月中旬から下旬にかけて8502ユニットと5001F,5005F,5021F,5025Fでも改造がなされました。2月上旬(10日頃)には5009Fも改造され、対象となる編成全てで施工が完了しました。

避雷器更新(2021~2022)

避雷器が更新されたものがありますが、車両により搭載されたものが異なります。

2021年8月15日頃に故障復旧に際して5014が8000系(Ⅲ)タイプのものに交換され、2022年1月13日頃 5022,5024が1000系タイプに交換されたのを皮切りに、2月中旬までに5006,5008,5014,5016,5018,5020,5022,5024の8両(4編成)が交換されました。5014は短期間に二度交換されたことになります。5025Fは2022年7月検査で避雷器更新を行いましたが5005F, 5013F, 5017F, 5021F, 5025F以外の他の編成は施工されることなく廃車となりました。



snowlavit

生まれた時から阪神電車がそばにいた阪神電車オタク。 時が経つにつれてちょっとずつ変わっていくものが好き。 設備、車両、模型と手を四方八方に出しっぱなしで収拾がつかない。


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