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六甲有馬ロープウェー表六甲線を巡る その2(表六甲駅-天狗岩駅)

その他 By ふるぅと

https://thankyou-anshin.com/2018/09/14/post-3676/
六甲有馬ロープウェー表六甲線を巡るシリーズ、その1はこちらです。
その1をご覧頂いた後のほうがうんと記事の内容が分かりやすくなると思うので、是非ご覧ください。

どうも、最近ジュディマリにドハマりしているフルートです。ラッキープールとかドキドキとかめっちゃ良くないですか?????この記事もそれらを聴きながら執筆していますw
さて、そんなことは置いておいて

前回のその1では、六甲有馬ロープウェー表六甲線について説明しました。
今回は実際に現地を巡ってみた時の様子をご紹介したいと思います。
まずは、表六甲駅-天狗岩駅間をご紹介します。

1 表六甲駅

最初は表六甲駅から。
六甲ケーブル六甲山上駅と直結しています。

六甲有馬ロープウェー表六甲線を巡る その2(表六甲駅-天狗岩駅)
六甲ケーブル六甲山上駅
建物は2007年に近代化産業遺産に認定されています。
六甲有馬ロープウェー表六甲線を巡る その2(表六甲駅-天狗岩駅)
六甲ケーブル改札口の右側にこのような場所があります。
営業時はここから表六甲駅に行くことができました。
現在は業務用の部屋として使用されています。
右側に止まっている可愛らしい白いインコちゃんは六甲ミーツアート2018の作品です。
六甲有馬ロープウェー表六甲線を巡る その2(表六甲駅-天狗岩駅)
六甲山上駅降車ホームから上を見てみると表六甲駅が。
奥側に2号(つつじ)搬器が留置されているのがお分かりいただけるかと思います。

天覧台から表六甲駅の撮影を試みたのですが、木の枝が多くよく見えません。
少し外の道路を歩いてみることにしましょう。

六甲有馬ロープウェー表六甲線を巡る その2(表六甲駅-天狗岩駅)
何とか搬器の正面を綺麗に撮ることができました。
回送板がかかっていることが確認できますね。
今後ご紹介するどの搬器にもいえることですが、やはり14年間も屋外で放置されているので、窓がかなりくすんでいます。

もうちょっと綺麗に撮影できるところを探して、てくてく歩いていたのですが、結局見つかりませんでした。
冬になって木の葉っぱが落ちると綺麗に見ることができるかもしれませんね。

2 1号柱

表六甲線にはロープを支える鉄柱が表六甲-天狗岩には2本、天狗岩-六甲山頂カンツリーには3本ありました。
まずは1号柱のご紹介です。

六甲有馬ロープウェー表六甲線を巡る その2(表六甲駅-天狗岩駅)
道路のほぼ真横にあります。
裏六甲線とは少し違う構造ですね。
六甲有馬ロープウェー表六甲線を巡る その2(表六甲駅-天狗岩駅)
建設昭和45年6月
塗装年月平成10年6月
神戸市都市整備公社
六甲有馬ロープウェー
と書いてあります。
六甲有馬ロープウェー表六甲線を巡る その2(表六甲駅-天狗岩駅)
1号柱全景
天狗岩付近から撮影しました。

塗装は運休6年前にしたっきりだったみたいですね。

3 2号柱

続いて2号柱のご紹介です。
オリエンタルホテル跡地の横の道をずーーーーーーーっと行くと道が別れているところがあります。そこで右を見ると鉄柱が見えます。
基本的にハイカーしか使用しないこともあってか、道の状態はかなり悪いです。ご訪問の際はくれぐれもご注意を…

六甲有馬ロープウェー表六甲線を巡る その2(表六甲駅-天狗岩駅)
どーんとそびえ立つは2号柱
六甲有馬ロープウェー表六甲線を巡る その2(表六甲駅-天狗岩駅)
なんとこの2号柱、下が天狗岩南尾根というハイキングルートが通っているため、ロープウェーの鉄柱を真下から見ることができます。なかなかこういう機会ないのでは?
六甲有馬ロープウェー表六甲線を巡る その2(表六甲駅-天狗岩駅)
2号柱全景
下の部分が通行可能になっています。
そのためか、分かりにくいですが点検用の梯子の下部は鉄板で覆ってありました。
六甲有馬ロープウェー表六甲線を巡る その2(表六甲駅-天狗岩駅)
付近にはこんな看板がありました。
表六甲線や六甲オリエンタルホテルがまだ残っています。
意図的にやられたのか、強風にやられたのかはわかりませんが、道と逆の方向を向いていました。

4 天狗岩駅

さてさて、今回の記事のメインといっても過言ではない天狗岩駅のご紹介。
こちらの駅、表六甲駅から六甲山頂カンツリー駅へ向かう人、またその逆のルートの人たちの乗り換え駅として機能していました。
一応オリエンタルホテルから歩ける距離ではあるんですが、現役時にここからロープウェーに乗ったという人はそう多くは無いはずです。
駅の屋上からの景色は素晴らしかったらしく、過去にはロープウェーの方による展望解説といったイベントもやっていたようです。
まぁ当然ながら今は入ることができないので見ることはできません。残念。

六甲有馬ロープウェー表六甲線を巡る その2(表六甲駅-天狗岩駅)
天狗岩駅
当然のことながら、出入り口は金網が貼られています。
六甲有馬ロープウェー表六甲線を巡る その2(表六甲駅-天狗岩駅)
表六甲方面ホームに留置されている1号(あじさい)搬器
まさか登場5年でこんな山奥に放置される運命とは…
画像には映っていませんが、駅名表は枠だけ残して板は撤去されていました。
六甲有馬ロープウェー表六甲線を巡る その2(表六甲駅-天狗岩駅)
表六甲駅の2号搬器と同じく、こちらも回送板がかかっていました。
六甲有馬ロープウェー表六甲線を巡る その2(表六甲駅-天狗岩駅)
表六甲方面ホーム
ほぼほぼ現役そのままのように感じます。
汚れてはいますが。
六甲有馬ロープウェー表六甲線を巡る その2(表六甲駅-天狗岩駅)
付近ののり面(?)が阪神淡路大震災で崩壊し、兵庫県の補助により復旧した旨を記す看板。
結局9年後には運休してしまうわけですが。
六甲有馬ロープウェー表六甲線を巡る その2(表六甲駅-天狗岩駅)
こちらは六甲山頂カンツリー方面ホームに留置されている4号(りんどう)搬器
原因は分かりませんが窓が割れたのかベニヤ板が張られています。
また、こちら側には駅名表が残っています。
六甲有馬ロープウェー表六甲線を巡る その2(表六甲駅-天狗岩駅)
駅名表部分だけ拡大。
日焼けしたのか、かなり色が落ちています。
六甲有馬ロープウェー表六甲線を巡る その2(表六甲駅-天狗岩駅)
駅舎内
屋内なだけあってこちらはかなり綺麗な状態です。
きっぷ売り場の看板が残っていました。
六甲有馬ロープウェー表六甲線を巡る その2(表六甲駅-天狗岩駅)
表六甲線の運休を知らせる看板
本当に一度だけで良いから乗ってみたかったです。
六甲有馬ロープウェー表六甲線を巡る その2(表六甲駅-天狗岩駅)
天狗岩付近から見た天狗岩駅

さて、今回は以上です。
この記事を見て実際に行ってみようと思われた方が多いと思いますが、数点注意事項がございます。

1、足元がかなり悪いので注意、何かあっても自己責任の意識を持ってください。
2、現役時代にもたまにイノシシが出たといったことがあったようです。あちらも人間は恐ろしいと感じているはずなので、鈴などの音で存在を示すものを持って行ったほうがいいかと。
3、9月13日時点で、天狗岩駅へ向かう道はがけ崩れのためコーンとバーが置いてありました。天狗岩駅へ向かうのはがけ崩れの復旧が終わってからのほうが良いかと思います。ただ、もうほとんど使う人がいない道ゆえ、復旧工事をするかどうかは分かりませんが。今回使用した画像は少し前に訪問したものです。
4、このことで六甲山観光、神戸すまいまちづくり公社、神戸市など各関係機関に問い合わせをするのは、業務のご迷惑になるので絶対におやめください。

以上お願いします。

また、2号柱へ行くには、六甲ミーツアート2018期間中(-11/25まで)のみ運行している、風の教会周りの3系統の六甲山上バスがおススメです。風の教会停留所からは歩いて10-15分ぐらいです。一緒に風の教会や六甲オリエンタルホテル跡地に展示されているミーツアート作品を鑑賞するのもいかがでしょう?。(別途入場料がかかります。風の教会会場のみの入場券は500円、さらに他のミーツアート作品が展示されているオルゴールミュージアム/高山植物園/カンツリーハウス/六甲枝垂れの入場券もセットになったものは2000円です。)

それでは、また次回の記事でお会いしましょう。


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ふるぅと

今頃らんま1/2にハマるオタク 最近はジュディマリにもハマり気味


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