ページ更新のお知らせ(2026/01/24)

阪神5500系の形態差

By snowlavit

もくじ

リノベーション・武庫川線対応改造工事

登場から20年前後となり最新型の5700系も登場したことから、車内設備を5700系同等にすべく、リノベーション工事を5501Fより施工。2017年度より運行を開始しています。

塗装が大きく変わったリノベーション車両。もちろん塗装のみならず、様々な点に変更が加えられています。

共通項

半自動ドア化

側引戸鴨居下部には、開閉時の注意喚起の赤ランプと、取っ手が新たに設置されています。

切り欠きつきドアレールへの一部交換

ドアレール切り欠きは、バリアフリー施策(車いすやベビーカーのスムーズな乗降)として一部が交換されています。

車側灯の交換

5505F以降では車側灯がユニットタイプのもの(5700系と同等品と思われる)に交換されています。(右写真)

5501F,5503Fの改造時には車側灯には変化なし。(左写真)

車椅子スペース増設

5501,03,05Fでは全ての車椅子スペース横優先座席が3席ですが、07以降の本線用リノベーションでは3両目を除き2席、武庫川線向けの編成では5901形が3席、5501形が2席です。

1号車2号車3号車4号車
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5550阪神5500系の形態差阪神5500系の形態差阪神5500系の形態差阪神5500系の形態差
01,04
リノベ
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~5505
リノベ
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5507~
リノベ
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武庫川阪神5500系の形態差阪神5500系の形態差阪神5500系の形態差阪神5500系の形態差阪神5500系の形態差
武庫川
増設部
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本線用車両の改造

DSC04635.jpg
POINT

リノベーション工事の内容

内装:化粧板・床模様の一新・袖仕切り配色変更・スタンションポール追加・車椅子スペース増設・吊手変更
床下・システム面:LCD,モニタ装置追加・蓄電池SW追加・行先表示器変更
車体:転落防止幌,竪樋とステップ変更・ドアボタン設置・車側灯変更・側引戸上雨樋設置・ドアレール切欠き追加

5501F, 5507F, 5509Fのリノベーション工事完了直後の大阪方ユニット試運転の時には、大阪方先頭車の飾り幌枠が貼付されていない状態でした。

転落防止幌改造

5700系や近鉄のシリーズ21に使用されている転落防止幌に換装されています。先述の通り、5514-5614で試験が行われていたものが本格採用された形です。
この転落防止幌を設置する際には雨樋が干渉するため、雨樋形状が変更されており、01~04ではステップも一部が折り畳み式のものに変更されています。

車両情報統合システム搭載

東芝の車両情報統合システム(LCD等)を新たに搭載したため、モニタ中央装置等が床下に追加されています。
参考: https://www.toshiba.co.jp/tech/review/2016/04/71_04pdf/a06.pdf …

モニタ中央装置の設置位置にあった給気弁・減圧弁などは、元空気ダメの外側の位置に移設されるなど、床下機器に変更が加えられています。

また、 車両情報統合システム搭載に伴い、車両間引き通しケーブルが一本増えたため、妻面の車番・銘板の一部の位置が変更され、梅田側ユニットの中間車(5601形奇数車)の神戸方妻面のジャンパ栓納めが撤去されています。

増設されたケーブルソケット。山側に設置されている。

ジャンパ栓納めは車体から撤去され、代わりにチェーンでぶら下げられるようになりました。(5601は黄色、5603,5605は灰色であることを確認したが、常時編成毎に保管されているのかは不明。)

内装変更

車内の模様は5700系に準じた柄に変更されています。ちょい乗りシートはリノベーションでは採用されていません。

妻引戸取っ手変更(01~04のみ)

5501F,5503Fでは妻引戸の取っ手も5505F以降と同様の握りやすい大型のものに交換されています。

武庫川線向け改造

POINT

武庫川線向け工事

内装:化粧板・床模様の一新・袖仕切り配色変更・スタンションポール追加・車椅子スペース増設・吊手変更
床下・システム面:空気バネ変更・案内表示器変更・蓄電池SW,ブレーキ継電器箱追加・行先表示器変更
車体:ドアボタン設置・車側灯変更・側引戸上雨樋設置・ドアレール切欠き追加・ダブルパンタ化

5511F,5513Fの4連2本を、それぞれ5601形(中間車)に運転台を設置することで2連4本へと改造したものです。

阪神5500系の形態差

元来5601形車体長が5501形に比べ100mm短く、更に5501形では5601形比170mm後方にオフセットしていることから、5501形と5901形では側面(特に乗務員室後方)の配置が異なります。

また、5901形への改造に際して、集電装置が下枠交差1基からシングルアームパンタ2基に変更されると共に、偶数車では元々配管が伝っていた妻面が撤去されたことから、ヒューズや配管等々を神戸寄りに移設しています。

床下機器には目立った変化はありませんが、ブレーキ継電器箱などに変更があります。

内装一新

《参考》出場試運転時の様子



snowlavit

生まれた時から阪神電車がそばにいた阪神電車オタク。 時が経つにつれてちょっとずつ変わっていくものが好き。 設備、車両、模型と手を四方八方に出しっぱなしで収拾がつかない。


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