8/28に阪神なんば線福駅上り方面の改札口が移設されました。今回の移設は来年度に予定されている上り線の仮線への切り替えへの一段階で、こののち仮上り線建設のために従来の駅舎を解体することになります。今回特徴的なのは、上りホームは従来通り使用したままで、仮ホームも一部既に建設されており、仮ホームを仮駅舎への通路として利用することです。
今回扱うのは切替作業の様子と、同日に行われた姫福通にかかる陸橋第十号の三の上り従来線(5月に一次切替済、解体中)東側橋台の解体搬出作業の様子です。
営業の終了した駅舎からは順次券売機や改札機などが移設されていきます。
切替ではおなじみの移設作業、今回もいつものように台車に乗せられた改札機などが通り過ぎていきます。
従来駅舎からの搬出が終わると、仮線建設のために今まで通行できていた従来駅舎前の領域が封鎖されていきます。
予め現場付近に準備されていた鋼材を所定の位置まで移動させ、そこにフェンスが設置され、ものの数十分で仮囲いができました。
ホーム上でも作業が行われます。のりこし精算機の移設や案内看板、旧改札への通路の封鎖、点字ブロックの変更等、一晩で多くの作業がなされるんですね。
設置作業が完了した改札機では動作確認がおこなわれる様子が見えました。
・陸橋橋台搬出
橋台搬出は姫福通りを通行止めにした上で、大型車で作業が行われます。橋台は橋を支える巨大なコンクリートの塊なので、トラックに積載できるよう予め現場で切断されています。今回はその切断されたものがクレーンで吊り上げられ、トラック(写真の緑色のもの)へと積載される作業でした。
従来線の橋台の撤去作業が終わると、後日ほぼ位置が変わりませんが仮上り線用の橋台が建設されます。
仮駅舎フォトギャラリー
・駅正面外観
・従来上りホーム(使用中)と仮上りホーム(通路扱い)の連絡部
仮ホームから従来ホームを見る
仮ホームから連絡部を見る
写真で見てわかると思いますが、9月には解体部分を囲むフェンスは万能塀に変更されています。
・ホーム間連結部の様子
・仮改札付近
切替前後ビフォーアフター
・仮改札
・券売機付近
・従来ホームから連絡部
・仮ホーム
・従来駅舎
・下りホームから上りホームを見る