2月6日に、山陽6000系6008F+6009Fの6連が東二見-阪神梅田-甲子園-尼崎車庫-東二見のルートで試運転を行いました。
東二見車庫へ戻った後は編成分割され、それぞれ2月8日から3連車として運用を開始しています。
さて、ここで皆様が気になるであろうことは
「なぜ6002F+6003Fが既に営業運転を行っているのに、また試運転をしてるの?」
ということでしょう。
実は、6000F~6007Fと、6008F,6009Fでは仕様が大きく異なっているのです。(厳密には6000F~6007Fでも微妙な差異はありますが…)
6002F+6003Fの連結面と6008F+6009Fの連結面を見てましょう。
まず、一番分かりやすいものとして連結部分の長さがあげられます。そして、それにより転落防止幌が一回り大きくなっていることもお分かりいただけるかと思います。
さらに、幌枠の部分を拡大してみると…
これもまた違うのがお分かりいただけるかと。
また、画像はありませんが、渡り板が大きくなっているのも確認されています。
ではなぜこのような仕様変更がされたのでしょうか?
恐らく6002F+6003Fが6連で運用に入っていた際、梅田1番線と尼崎車庫に入る運用に入っていなかったことが関係していると思われます。
連結面のいずれかの部分に、梅田1番線と尼崎車庫に入線するにあたって不都合な部分があり、今回6008F+6009Fでそこの部分が改善されたのではないかと推測されます。
まぁなにはともあれ、山陽6000系がまた直通特急として阪神線内にやってくるのが楽しみですね。
今回の記事では、snowlavit様の画像を一部お借りいたしました。ありがとうございました。