阪神山陽阪急ATS (第二回) 仕組み

こんにちは。ぐんじょうです。

ATSについての連載ということで、前回は各社それぞれのATSが別物だよというガイダンスをしましたが、いよいよATSの速度制御についてお話していきます。

ATSについて触れるのが始めてという方も少なくないと思われるため、できるだけ簡単に、ややこしいところは極力省いて全体像を捉えやすく進めていきます。

仕組み

「高周波連続誘導階段制御方式」で…なんて意味不ですよね。

基本的な仕組みをかいつまんで説明します。

速度情報を持つ「ATS信号」を車上装置が受信するというのが大まかな仕組みです。ATS信号って下みたいな感じのものです。


ATS信号(搬送周波数は1920Hz)

制限速度 ATS信号(の変調周波数)
110Km/hなど 15Hz
70Km/h 20Hz
50Km/h 40Hz
30Km/h 80Hz
20Km/h 30Hz
0Km/h 0Hz
CAUTION

制限速度とATS信号が一対一対応していることは押さえておいてください。

ATS信号は基本的にレールに直接、一部ではレール側面に添わせた「ループ線」に送信されます。そして、そのATS信号を車上装置で連続して受信する「連続制御」という仕組みです。

手前のレール側面にループ線が布設されているのは見えますか?

ATS信号をたった0.5秒間でも受信できなければ、即座にATSブレーキが動作します。こういう雰囲気なのが連続制御って思っておいてください。

また、列車速度がATS信号と対応する制限速度を超えていれば、ATSブレーキが動作します。作動ではありません。動作です。

5段階のATS信号が時と場合に応じて送信されるわけですが、そこらへんを次回以降説明していきます。

今回の内容は必ず押さえてください。次回以降が意味不になります。

 

カテゴリー ATS

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拙い文章で申し訳ない限り。修行積んでます

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