ページ更新のお知らせ(4/17)
阪神5700系全編成側面写真資料集」 を更新しました。

六甲有馬ロープウェー表六甲線を巡る その1(説明編)

その他 By ふるぅと

(阪神電車となんの関係あんねん、って思われる方が多いと思いますが、一応会社設立時に阪神電車が出資してるので許してください….)

今回は、六甲有馬ロープウェー表六甲線についてダラダラと書いていこうと思います。
まぁまず六甲有馬ロープウェーってなんぞ、表六甲線ってなんぞ、って方が多いと思うので、そちらのご紹介から…

1、六甲有馬ロープウェーとは

まずは六甲有馬ロープウェーのご紹介。
https://thankyou-anshin.com/2018/02/19/post-257/
こちらの記事でも軽くご紹介しましたが、ご覧になってない方が大半だと思うのでこの場をお借りしてもう一度。
六甲有馬ロープウェーとは、阪神電車や阪急電車など、様々な会社が出資して設立された「六甲有馬ロープウェー株式会社」により、敷設されたロープウェーです。
1970年の7月に、裏六甲線(有馬駅(現有馬温泉駅)-六甲山頂カンツリー駅(現六甲山頂駅)が、同年8月に表六甲線(六甲山頂カンツリー駅(現六甲山頂駅)-天狗岩駅-山上駅(休止時表六甲駅))が開業しました。
その後、1972年の4月に赤字を理由に路線が神戸市都市整備公社(現神戸すまいまちづくり公社)に移管、2004年12月に表六甲線が休止となり、現在に至ります。

2、表六甲線って?

続いて表六甲線のご紹介。
「1」でもご紹介しましたが、表六甲線とは 六甲山頂カンツリー駅-天狗岩駅-表六甲駅間の約2.3kmを結んでいた路線です。
1本で六甲山頂カンツリーから表六甲まで行けるわけではなく、途中の天狗岩駅で乗換えという形をとっていました。
搬器は4台ありましたが、通常のロープウェーのように2台ずつ曳索が繋がっているわけではなく、4台とも同じ曳索に繋がっていたため、4台全てが連動して動くという珍しい仕組みになっていました(図1)
ついでにどこを走っていたか分かりやすいように当時のパンフレットも貼っておきますね。(図2)

六甲有馬ロープウェー表六甲線を巡る その1(説明編)
図1 表六甲線概略図(かなり略してます、ありえんぐらいに略してます。)
六甲有馬ロープウェー表六甲線を巡る その1(説明編)
図2 1987年-92年頃に発行されたと思われる六甲有馬・摩耶ロープウェーパンフレット
現在は無い施設(回る十国展望台、新池遊園地などなど)が盛りだくさん

そんなこんなで走っていた表六甲線、1999年には搬器の取替えが行われましたが、残念ながら2004年12月に休止されてしまいました。ルートも似ているし、運賃が安い六甲山上循環バス(現六甲山上バス)にお客を採られてしまったんですかね。2代目搬器の実働期間はなんと約5年、短いです。
こうしてあえなく営業運転を終えてしまった表六甲線ですが、廃止ではなくあくまで休止扱いなので、現在も施設がほぼほぼそのまま残っています。
その施設を巡ってみようというのがこの記事の主な目的です(

さて、このあたりで長ったらしい説明はおしまい。
次回からは実際に巡ってみたものを投稿したいと思います。
それでは、また次の記事でお会いしましょう~。

六甲有馬ロープウェー表六甲線を巡る その2(表六甲駅-天狗岩駅)
続き書きました。
その2では、表六甲駅-天狗岩駅について書いています。
是非こちらもご覧ください〜。

カテゴリー:その他

ふるぅと

今頃らんま1/2にハマるオタク 最近はジュディマリにもハマり気味


このロゴはdesignevoで作成されました. DesignEvo