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御影駅西方の戦前に作られた高架橋では地震による大きな被害はありませんでした。
中道陸橋以西の擁壁盛土区間では、土留擁壁の崩壊にともなって「パイルベント式ラーメン高架橋」として復旧されています。
石屋川東陸橋では、震災復旧と同時に道路拡幅が実現されました。
石屋川駅以西にも「パイルベント式ラーメン高架橋」として復旧された区間が続きます。
東明陸橋は神戸方の橋台ラーメンの柱の損壊によって落橋しました。震災前同様にPC桁での復旧になっています。
東明陸橋以西と新在家駅の間ではラーメン高架橋が約700mに渡って崩壊しました。崩壊した高架橋では、柱より上部が新設されて復旧されています。なお、当該区間中に38mだけ高架橋の破損具合が損傷に収まったラーメン橋があります。(写真下:梁のハンチの有無でわかる)
「高羽陸橋」は神戸方と大阪方の両方の橋台ラーメンの柱が損壊したため落橋しました。震災前はPC桁でしたが、復旧に伴う桁の新設によって鋼単純合成箱桁に形式が変わっています。
「車庫東陸橋」は神戸方と大阪方の両方の橋台ラーメンの柱が損壊したため落橋しました。従来どおりにPC桁での復旧になっています。
「車庫西陸橋」は神戸方と大阪方の両方の橋台ラーメンの柱が損壊したため落橋しました。従来どおりにPC桁での復旧になっています
新在家駅手前の「八幡陸橋」は神戸方と大阪方の両方の橋台ラーメンの柱が損壊したため落橋しました。復旧時には陸橋の新製によってホーム延伸が実施され、石屋川駅は6両編成の停車に対応するようになりました。
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