9/26午前、武庫川駅の案内板に見慣れない列車が表示されました。
液晶パネルに現れた貸切表示を横に武庫川線ホームへ向かい、待つこと数分。
見慣れた黄色い電車が普段とは異なる表示を出して入線してきました。
6月から運行を開始した5513編成、タイガース号を用いた貸切列車です。
今回の貸切列車は珍しく、武庫川線スタートとなりました。
まずは武庫川駅を出発し武庫川団地前駅へ向かいました。
途中、東鳴尾ではドア扱いをしたものの、洲先は運転停車のみで乗客の乗り降りは無く武庫川団地へ向かいました。
合計武庫川線を2往復すると、旅のメインとも言える武庫川線と本線を結ぶ入換線へ
— ぶたきむち (@HS_8245) September 26, 2020
大勢のファンが沿線から見守る中、ゆっくりと入換線へと向かいました。
入換線で待つこと5分、次はゆっくりと本線へ
連絡線通過 pic.twitter.com/vRP08BHbxB
— ぶたきむち (@HS_8245) September 26, 2020
ゆっくりと急カーブを曲がり本線へ、、、。すぐそばの道路との距離と高さにとても迫力を感じました。
そしていよいよ、タイガース号が一般客をのせは初となる地下区間、大阪梅田へ。
道中は8000系とすれ違うなど、珍しい場面を見ることも出来ました。
停車位置目標が無いため職員の誘導に従って停車するタイガース号。撮影:べらいん様
標識灯を点灯し、発車を待つタイガース号。撮影:Scottokarev
淀川を渡り、再び兵庫県を目指す5513F、本線を2両で走る姿には違和感を覚えます。撮影:すのらび
そして途中休憩を兼ねた甲子園球場スタジアムツアーに向かうために甲子園駅4番線へ。
5500系が2両単体で甲子園駅4番線に入線するのはこれが初となりました。
ここから歩いて甲子園球場に向かい、昼食休憩とスタジアムツアーに参加しました。が、内容は球場側の意向により割愛させていただきます…。
スタジアムツアーと自由時間を終え、駅に戻ると、出迎えてくれたのは赤胴車の廃車発生部品でした。発車まで時間があったものの、部品を眺めているとあっという間…。
沿線の風景を楽しみながら電車に揺られていると、撮影会の会場となる石屋川車庫の最寄り駅、石屋川駅に停車しました。
そこからは車庫に入るため低速走行、、、見慣れない方向に線路が開通していました。
洗車機を抜けると停車位置目標に従いゆっくりと止まりました。
そして撮影会がスタートしました。
種別等の点け方の要望にも丁寧に応えて下さり、タイガース号発の臨時特急標示も撮影することができました。
そんな特別な撮影会も終わり、次は乗務員室での車掌体験でした。
車掌体験では、夢の直通列車や人気の特急列車など個性豊かなアナウンスを聞くことができ、色々な車掌さんのアナウンスを楽しむことができました。
そんな楽しい時間も終わりを迎え、ゆっくりと石屋川車庫を後にします。
神戸の街並みを背に石屋川駅を発車する5513Fタイガース号。撮影:すのらび
途中、部品オークションの結果発表等が行われ、盛り上がりを見せながら最終到着駅の武庫川駅武庫川線ホームを目指しました。
特製副標表示を掲げて甲子園駅を発車する5513F。撮影:すのらび
武庫川では多くのファンに見守られながらゆっくりと入換を終え、ホームで解散となりました。
備忘録も兼ねて書いた記事ですが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
記事中の無記名の写真は全て筆者(ぶたきむち)撮影