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阪神5700系全編成側面写真資料集」 を更新しました。

平成を生き抜いた列車接近表示機

施設 By ぐんじょう

まもなく平成時代が終ろうとしています。

“初代”列車接近表示機は平成元年に登場、31年度にすべて姿を消す予定です。まさに平成を生き抜いた、という感じでしょうか。

“初代”列車接近表示機

列車接近表示機はサービス向上を目的とし、平成元年の6月から整備が始まりました。

「列車がまいります」「列車が通過します」などの表示や、列車接近時以外には「皆様にお知らせします…」のようなPR文などの業務案内を表示をする装置です。

平成を生き抜いた列車接近表示機

東芝製。16×16ドットの8文字表示。一文字分の大きさは一辺を96㎜とする正方形。

一時期は多くの駅で見ることのできた表示機でしたが、2000年代後半からの新型・アイテック阪急阪神製案内装置器の台頭により、数を減らしています。

平成を生き抜いた列車接近表示機

改良工事の予定がある駅・高架化の予定がある駅では茶色い表示機の更新は差し置かれています。この前まで工事の進められていた甲子園駅や、鳴尾駅もそうでした。

現在高架化工事の進められている駅として、深江駅や青木駅がありますが、いずれの地上ホームにも茶色い初代の接近表示機が設置されています。高架化が実施されるのは平成31年度中の予定で、そのタイミングをもって茶色い表示機は見納めとなります。

※補足
深江駅・青木駅は下り線が2015年に高架化、上り線は平成31年度の高架化まで地上線


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ぐんじょう

電車って難しいですよね。いや、ほんとに。


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