阪神電車に乗り入れる近鉄特急

2009年3月20日、西九条から大阪難波を結ぶ阪神なんば線が開通しました。

それから約5年後の2014年3月22日からは、近鉄特急(22600系)の乗り入れもスタートしました。

今回は、この”阪神線に乗り入れる”近鉄特急について書いていきたいと思います。

乗り入れはツアー形式

新聞記事等では定期運行も検討されているという報道もなされたことはあったのですが、現在のところツアー形式での運行にとどまっています。

ツアーの例を紹介しますと、

★三宮から伊勢方面へ

三宮発~伊勢市・宇治山田着で伊勢を観光、約5時間滞在後に三宮へ

★三宮から奈良方面へ

三宮発~奈良着で奈良周辺を観光した後三宮へ

★近鉄名古屋から甲子園へ

近鉄名古屋発~甲子園着で甲子園観戦

(復路は貸切列車の運行はなし)

といった具合に、沿線の観光地へダイレクトに乗り換えなしで行けるツアーが組まれています。

使用車両

阪神線へ乗り入れることができる近鉄特急車両は限られており、22600系のみの運行です。すべての22600系が乗り入れできるわけではなく、4両編成はAF01・AF02の全2編成、2両編成はAT51・AT52の12編成中2編成のみとなっています。

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22600系。写真の編成は乗り入れできませんが、車体は全く同じです。

この22600系ですが、近鉄の汎用特急車では最新型で、非常に快適性の高いものとなっています。

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実際のツアー貸切時の写真。阪神神戸三宮駅にて。(撮影:ぶたきむち氏)

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22600系の座席。リクライニングとともに座面も沈み込むシートで、快適性は抜群。

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車内から見る貸切表示。(桜川駅にて)乗車すれば、特別感を味わえることでしょう。(撮影:ぶたきむち氏)

現状

先述の通り2014年3月22日に乗り入れが始まって以来、満4年(もうすぐ5年)[※投稿日現在]が経過した現状をお伝えしたいと思います。

まずは両数についてです。ツアー開始時の編成は2両+4両の6両編成のみで、しばらくは6両のままでした。しかし、最近では6両編成での乗り入れはなく、2両減の4両編成での運行になってきています。

また、参加されるお客さんも減ってきたようで、催行中止(人数が集まらず中止)になったツアーもわずかながらですが出たりしています。

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並ぶ1000系快速急行と近鉄特急車。(ブレてますがご了承ください。)

今後

ここからは完全に予想でしかありませんが、少し書いてみたいと思います。

年始の伊勢詣でツアーはそれなりに参加する方が多いようで、多めに設定されていますが、その他のツアーが今後どうなっていくか気がかりな気持ちはあります。

筆者も参加してみたいとは思うのですが今のところ行けていません。もし行けたら、参加記録的なものを書いてみたいとは思っていますが…。

また、なんば線の福~伝法間にある淀川橋梁の嵩上げが行われるので、このついでに改良などがあれば今後の状況も変わってくるのかもしれません。

三宮・西宮・尼崎から乗り換えなしで伊勢など近鉄線の有名観光地へ、もしくは近鉄線から阪神沿線の名所へ、快適な特急車に乗って出かけることができますので、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

(2019/03/19 追記)

先日、阪神なんば線つながって10周年記念ツアー第1弾の列車が運行されました。編成はなんと6両で、たくさんの方が参加したものだと思われます。この調子で、今後もツアーが賑わっていって欲しいですね。

(記事中の写真のうち無記名のものはすべて筆者撮影)

この記事を書いた人:jciodhjv8(しお)

ぼちぼちと写真を撮ったり模型を触ったりしてます。

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