おめでとうございます!
一度は計画が止まってしまった悲願の難波、近鉄線への乗り入れを叶えたあの日から遂に10年経ちました…!
前身の西大阪線時代、更には伝法線時代から心待ちにされていた方もいらっしゃったことでしょう。
個人的には「なんば線」の実感を得たのは結構後になってから、特に2008年あたりからの凄まじい化け具合には驚かされたものでした…。
今回、この機会に尼崎から桜川まで10年前のことを思い出しながら各駅を周ってきました。
尼崎駅
普段何気なく利用している路線ではありますが、カメラぶら下げてキョロキョロしながら乗車するのは久しぶりかも。傍から見たら不審s…ゴホン
h本線の特急と接続を取り出発した電車、すぐ車窓には尼崎城と車庫の赤レンガ倉庫が目に入ります。
それとお馴染み電動貨車、かわいい。
大物駅
すぐに下車、間もなくすると通過した近鉄1026系にマークが。
阪神なんば線10周年を記念し装飾されたVH27でした。
手持ちの写真がないのですが、なんば線の工事と関連して尼崎駅でも大規模な配線の変更があった際に大物駅4番線を封鎖して3番線に上下線とも入線していた時期があり、大物の東側にて下り線が上り線に合流する形で分岐機が設けられていました。
大物~尼崎は単線になっていて…懐かしいなぁ。
出来島駅
上りホーム(上)と下りホーム(下)で柱の周りのデザインの色が変わってる…。西大阪線の時からなんでしょうけど初めて知った…(恥
改めてびっくりするくらいのスピードで通過するんですよね、快速急行。
伝法まで一瞬で、まるで飛んでしまったかのような走りを見せてくれます。
思った以上に見どころのあった出来島駅を後に。
福駅
福、伝法は古くからの阪神電車のホームの雰囲気を味わえる貴重な駅になっています。
ベージュ・オレンジといった配色が目立ちますね。
伝法線・西大阪線時代からあるホームは当然ながら延伸された部分も、素人目にも一目瞭然ですね~。
そういえば福、伝法が高架化され、淀川も鉄橋も架け替えられるようですね。
「鉄橋」が建設されるのか、見た目ただの高架線になるのか…。
伝法駅
降りて真っ先に目に入ったこの謎スペースw
架線柱の位置的にこうせざるを得なかったんでしょうかね(
この先千鳥橋駅の手前まで単線になってた時期がありましたね。なんば線開通ちょっと前、2008年ごろでかなり印象深かったです。
かなり遠いですが単線になってるのが見えるでしょうか…?
改札までぶらぶらしてみると、突如現れた石垣…?
増設されたホームと、切られた支柱みたいなものまでよく見えます。
かなりレトロな雰囲気を持つ伝法駅、かつての終着駅ですが快速急行は悠々と通過していきました。
千鳥橋駅
千鳥橋駅、なにやら不自然に出っ張ってますね。
西九条延伸の際に開業した千鳥橋駅ですが、将来的に待避線を作ろうとしていたそうです。見るからに「それ」ですもんねぇ…。
千鳥橋駅は両端にホームを伸ばしています。
この頃、このような目に見えてすぐわかる工事が着々と進んでいて、目を輝かせながら見ていた記憶があります。
西九条駅
かなり小ぢんまりながらも高所に立ってる、不思議な駅だったなぁって今思い返すと思うのですが、どうでしょうか…。そんな西九条駅の変貌ぶりがすごかったのです…が、工事が始まる前の画像はなく…(悔
1番線、しばらく使えなかったですよね。延伸直前に乗務員訓練を兼ねた運用形態が組まれてから初めて降り立って感動していました。
西大阪線時代は当たり前だった西九条の折り返しですが、今でも当時の設備は活かされていて、ダイヤが乱れた際には2番線で折り返すことがあります。
西大阪線時代、1番線はひたすら埃を被ってた印象でしたが、使おうと思えば使えたんでしょうか。
1番線から下り方向へ、分岐器も出発信号機もこの頃は健在していました。
わっくわっくしながら写していました、今でも鮮明に思い出します。
フェンスの隙間から、電車の窓から、とにかく目をキラキラにして見ていました。
近未来感マシマシの九条~西九条間は今見てもなかなか素晴らしい…。
走ってくる電車も一層かっこよく見えます。
ここから延伸区間に突入です!
九条駅
記憶の継承というコンセプト、金属加工が盛んということからだそうで。
1番出口とのギャップがすごいです。これいつかビルを取り壊す時が来たらどうするんだろう…。
ちなみに過去に一旦計画が止まってしまった難波への延伸ですが、このビルが建てられた頃から九条駅の出入口はここに設置するのを決定していたようで。
九条駅、個人的に降りたことがなかったのですが、コンコースがシックでかっこいい駅でした。
ドーム前駅
懐かしさと新しさの融合というテーマの駅だそうで、まぁ懐かしさって何かといえば
レンガの壁ですよね!
いいつ来ても開放感のある駅だなって思いますね。
一度に大量の利用客で溢れても、一度コンコースに溜めておけるのだとか…。
エスカレーターで上ると目の前に「トイレ」の案内が。
イベント会場にもよくつかわれる駅ですし、こういうとこはデカデカど案内があるんですね~。(ところでトイレの案内撮ってるぼく絶対不審…
この三角形の出入り口、とてもかっこいいですよね!
ホームが過去、コンコースは現在、そして出入り口が未来をコンセプトにしてるようです。
そういえばこの時気付いたんですが、延伸区間の各駅の出入り口の看板…
立体だった…。
ベンチの脚がレンガを模したガラス…?これまたお洒落で凝ってます。
(後ろから失礼しました…。)
ドーム前駅、ホームのレンガが印象深かったのですが、コンコースが清潔感溢れる白基調のデザインで明るい印象でした。
桜川駅
乗務員さんの交代は結構あっさり、スムーズに行われていきます。
ちなみにダイヤには余裕を持ってるのか1分少々停車する列車が多いですね。
尼崎側の端っこ、トンネルの中を覗きに行ってみました。
ここ、阪神の出発信号と近鉄の入換信号が混在してるんですよね、めっちゃ面白い。
桜川駅には大阪難波止めの近鉄電車もかなりの数が回送され、尼崎側にある留置線に一旦引上げられる。そのため近鉄特急も頻繁に入ってくるのですが、スナックカーが阪神の駅を占領する姿はさすがに面白すぎるw
九条、ドーム前に続いて桜川でも一旦降りてみましょう。
1番出口から外へ出てみます。
うおっ電車だ。
交差点の周りに1つずつ出入り口があり、信号待ちをせずともどの方向からも改札に向かえるのはいいですね~。
ところで完全に真っ暗になってしまった…。
もう帰るとしましょう、2番口から入ったら…
なんだこれ!めっちゃ入り組んでる!!
う、うおおおおおおおおおかっこいい!w
桜川駅は「新たなゲート」というコンセプトだそうで、これは新たなゲート開いちゃいましたわ…素晴らしい。
ベンチは木製の温かみのあるものでした。
桜川駅、もうコンコースから出口へかけての通路がかっこよすぎた…。
開通から10年、各駅を周ったの初めてでした…。
ダラダラと、各駅ずつ軽くではありますが回ってきました。
3月20日、まだまだ先やろー!wとか余裕こいてたらもう19日やんけ!wという夏休みの宿題パターンをやらかしてしまいました(ぉぃ
普段ただ通るだけの駅もホームに降りてみるだけでも新しい発見があると実感しましたし、今回は駅の改札を抜けただけだった各駅を今度はもっと駅周辺にまで散策できたらいいなとも思いました。
10周年記念に1dyチケットも発売されましたし、この機会に阪神なんば線となんば線が繋いだ阪神本線に武庫川線、近鉄奈良線の沿線にも訪れてみてはいかがでしょうか。きっと新しい発見があるはずです。(へたくそダイマ
イベントもたくさん企画されているようですし、しばらくまた目が離せませんね…。
それでは、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
阪神なんば線、10周年おめでとう!!!