武庫川線用7861・7961形ポイント集

車両 By ぐんじょう

車両の老朽化に伴って更新がされることが決定している武庫川線のワンマン専用車・7861/7961形の“ここが心惹かれるよ”という点をまとめてみました。

 

意識してみると、見るべき箇所はたくさんあります。

乗務員室内

扉スイッチ

本線ツーマン車では見られない、ワンマン運転用の“扉スイッチ”が装備されています。

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車掌スイッチ

ワンマン化改造によって扉スイッチが設置された一方で、旧来の“車掌スイッチ”も撤去されることなく残っているわけですが、なんとこの車掌スイッチは本線では搭載車のなくなった旧型のものとなっています。

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三菱電機製のもこれだけ。

スポットクーラー

MAU-13H系のクーラーを搭載している車両では、乗務員室の冷房化をするには先頭の冷房装置をCU-10Hとするのが常です。8000系(I・Ⅱ)では竣工当初から先頭の冷房装置だけはCU-10Hが搭載されていますし、後年の工事で乗務員室冷房化がなされた5001形でも先頭のMAU-13H系がCU-10Hに換装されました。

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CU—10H
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MAU-13H系の冷房装置。国鉄でAU-13として採用されていた分散型の冷房装置を阪神仕様にしたもの。
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MAU-13H系の車内側。写真右上に三菱のロゴが見えますよね。

しかし、武庫川線のワンマン車においても乗務員室を冷房化をするには本来先頭の冷房装置をMAU-13H系からCU-10H系へ換装するところですが、諸般の都合から大掛かりな改造をせずとも搭載できるスポットクーラーが乗務員室内に設置されています。

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鎮座するスポットクーラー。スイデン製。
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鳥瞰すると、全ての冷房装置がMAU-13H系であることがわかります。

行先指令機

左上の“R”の字に注目。どんな行先のコマが入っているかは画像を拡大してみてください。

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コイト製

客室内

非常通報装置/ドアコックのカバー

非常通報装置/ドアコックは戸袋が無ければ壁面に埋め込まれ、戸袋がある箇所にしか設置出来ないなら戸との干渉を避ける必要から客室内に張り出す形で設置されます。

7861・7961形はかなり古めの急行系車なので片扉となっており、戸袋が設置されない箇所もあるので非常通報装置/ドアコックは壁面に埋め込まれています。なお、片扉車はもうこの車形しか残ってないので、壁面埋め込みの車両もこの車形だけ…

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7861・7961形のもの。壁面に埋め込まれています。参考ですが、初代5001形とかだと側窓間のスペースが広く、そこに装置が埋め込まれていたようですね。
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5700系のもの。客室内に張り出す形で設置されています。

片扉

見切縁が鴨居上まで達するのが片扉車(扉間に側窓が二つの車両を除く)の特徴です。

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カバー

少し古い世代のカバーです。これが見れるのももうこの車形だけ…

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予備灯

電動発電機からの出力を得られないときのため、室内には蓄電池からの直流100V電源によって点灯する予備灯が備えられています。今時の車両では、室内にある通常時に点灯する蛍光灯/蛍光灯型LED灯の一部が予備灯としても兼用される形になっています。しかし、この車両では予備灯がそれ単独に独立して設置されています。

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赤丸部分が予備灯

エクステリア

転落防止ほろ

阪神初の転落防止ホロ搭載車は最初期の8000系リニューアル車ですが、そのときに採用された形状のものは後に採用されなくなり、初期の形状のものを搭載された車両でも後に新型のものに更新されています。

ところが、武庫川線車では本線では見られなくなった旧形状のものが…

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段々になっている
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5700系以前とその登場以後にリノベーションされた車両を除く全本線車で採用されている形状の転落防止幌(5514-5614間除く)

カテゴリー:車両

ぐんじょう

拙い文章で申し訳ない限り。修行積んでます


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